バンドを組んでいたり、食後は歌ってスッキリするのが自分のルーティンだったり・・・
でも、マンションに住んでいるとこの歌の時間のルーティンが騒音問題に発展することがあります。
そこで本記事では、マンションで歌声がうるさい人に高確率で静かにしてもらう方法をご紹介いたします。
マンションで歌声がうるさい人に高確率で静かにしてもらうには?
マンションで歌声がうるさい人になんとか静かにしてもらうためには、まず証拠を収集することが大切です。
証拠を収集する理由は、もしも簡単に解決できない場合、予め証拠収集しておけばその後の手続きがスムーズに進むからです。
証拠収集をする時には、「いつ・どこで・どんな頻度で・どんな音が」ということを明確にしておきましょう。
できたら、騒音計を使ってどのくらいの音量で聞こえているのかも計測しておいてください。
証拠収集が出来たら管理会社へ相談してみよう
証拠収集が整ったら、マンションの管理会社に連絡して相談にのってもらいましょう。
管理会社の人は、マンションの掃除をしたり点検や管理費を回収したりしている人です。
管理組合から委託されて働いているので、マンションのエントランスに注意喚起として張り紙をしてくれるはずです。
管理会社がダメなら管理組合へ!
いくら管理会社が張り紙をしても、騒音を出している人が張り紙を見なければ意味がありませんよね。
管理会社に相談しても全く効果がなかった場合は、管理組合に相談してください。
マンションの住民トラブルは管理組合を通して解決することが基本となっているので仲裁に入ってくれやすいです。
顔見知りで良い関係が築けているなら直接お願いするのもアリ
管理会社や管理組合などを通さず、「これくらいなら言える」という間柄なのであれば直接お願いするのもアリです。
しかし、直接お願いする場合はトラブルが大きくならないように言い方をしっかり考えてからお願いする必要があります。
例えば、お互い顔見知りで笑い合える仲なのであれば、「もうちょっと音量下げてほしいんだけど、お願い!」と笑いながら言えるでしょう。
しかし、それほど仲良しでない場合「お宅の〇〇さん、歌が上手ですね~!いつも20時くらいになるとめっちゃ聞こえてきます。ミュージシャンでも目指しているんですか?」と、褒めるように言いながら「我が家までまる聞こえですよ」と伝えた方がいいかもしれません。
それでも解決しない場合は自治体へ!
色々方法を試してもうるさい歌声がどうにもならない場合は、自治体に連絡してみましょう。
多くの市町村では公害苦情相談窓口を設置していることがよくあります。
そこに相談すると、騒音を出している人に事前に準備しておいた証拠を提出すると、条例に基づいて指導してくれることがあります。
最終手段は弁護士
自治体に連絡しても何も解決しなかった場合は、最終手段として弁護士を通して法的手段を取ることもできます。
弁護士に相談する時は、紛争解決センターに申し立てをして裁判所へ民事調停を申し立てるという手順になります。
ただし、弁護士をつけて解決しようとすると相談するだけでもお金がかかるので、あくまでも最終手段として使うことをおすすめします。
引っ越せるなら引越しも
最後に、「色々手続きするくらいなら引っ越したい」という人は、引っ越すのもアリです。
「自分は何も悪くないのに引っ越すのってどうなんだろう?」と感じる人もいるはずですが・・・
これはあくまで私個人の意見になりますが、「負けるが勝ち」という言葉があるように、何年もかかってトラブルを回避するのって、結構精神的にも肉体的にも辛いことですよね。
だから、いっそのこといい物件があればどんどん移っていけば気分も明るくなるので引っ越すのも一つの方法だと思います。
マンションの歌声がうるさい時に絶対にやってはいけないこと
マンションの歌声がうるさいと、イライラして「壁や天井をたたいて知らせてやろうか!」と思う人もいるでしょう。
しかし、実行行使を行うのは絶対にやってはいけません。
どうして実行行使がいけないかというと、お互いが感情的になりすぎて問題解決がしにくくなる可能性が高くなるからです。
ひどい場合は、騒音トラブルとして暴力行為に発展してしまい警察沙汰になることもあるので、必ず実行行使だけは行わないようにしましょう。
まとめ
マンションの歌声がうるさい人に高確率で静かにしてもらう方法は、事前準備をしてから行動することが大切でした。
「いつ・どのあたりで・どのくらいの音量がするのか?」ということが具体的に証明できるようにしてから行動することで、騒音トラブルがこじれた時にスムーズに解決しやすくなります。
騒音問題は、ひどいと体調を崩してしまう人もいるので我慢できない時は管理会社や組合、自治体など色々な所に相談して解決していきましょう!